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独立型三次救命センターである当施設では、独立型の利点を活かした“迅速な治療”を提供することを目指しています。切迫した環境の中で最大の治療を提供するためには、“チーム医療”の確立が大きなポイントを占めます。このチーム医療を支えるために看護師が果たすべき役割は重要です。コアサービスである“治療”を支えるのは看護師です。 教育委員会では、知識・技術はもちろん、情動や協調性、マネジメント力といった個人の資質であるコンピテンシーに着目し、“チーム医療”を支える個性豊かな看護師の育成を目指しています。また、患者さんの状態により必要とされるマンパワーの数が部署によって時間と共に変化します。30床の独立型ゆえに、お互いの協力体制の構築は不可欠です。そのためのフレキビリティーに富んだ看護師の育成は看護部教育の基盤となっています。 当医療圏人口約90万人に対する救急医療の「最後の砦」として、三次救命の使命を果たすために、看護部が盛り上げていきたいと考えています。ひとりひとりが成長できるような教育のしくみ作り、環境作りに取り組み続けていくことが、教育担当者の役割だと考えます。
ラダーは「はしご」という意味をもつため、クリニカルラダーとは「臨床の看護実践能力を段階的に示したもの」と解釈できるかと思われます。臨床の看護実践能力を段階的に評価し、看護師の成長モデルとして使用されています。病院が求める看護師像に基づき、看護師が自分の実践能力を客観的に評価し、客観的指標の基に自己の成長目標を設定でき、自己啓発へつなげる,看護師の能力の評価基準としてのツールです。
  到達目標 集合研修
新人
  1. マニュアルや指導のもとに看護実践が安全・安楽にできる
  2. 救命センターの役割が理解できる
  3. チームメンバーの役割が理解できる
  4. 看護に必要な知識の習得のため、主体的に学習できる
  1. マニュアルや指導のもとに看護実践が安全・安楽にできる
  2. 救命センターの役割が理解できる
  3. チームメンバーの役割が理解できる
  4. 看護に必要な知識の習得のため、主体的に学習できる
レベルⅠ
  1. 担当部署における専門性を追求できる
  2. メンバーシップが発揮できる
  3. 主体的に学習したことを臨床に役立てることができる
  4. 担当部署の看護の特殊性を理解し自立した看護展開ができる

医療安全Ⅰ
統計
感染Ⅰ
基礎看護研究
フレキシブル研修 病棟⇔ICU
メンタルアセスメント
災害概論

レベルⅡ
  1. 担当部署において根拠に基づく判断ができ,自立した看護実践ができる
  2. 救命センターにおける専門性を追及できる
  3. 看護チームでのリーダーシップを発揮できる
  4. 担当部署において教育的役割をとることができる

リーダーシップ
感染Ⅱ
看護論
看護研究・統計処理
医療安全Ⅱ
災害外傷診療コース
フレキシブル研修手術室

レベルⅢ
  1. 予測を踏まえた判断ができ、長期的展望にたった看護実践ができる
  2. 役割モデルとなり専門性を発揮することができる
  3. 医療チームでのリーダーシップが発揮できる
  4. 教育的役割をとることができる
組織論
看護研究クリティーク①②
感染Ⅲ
医療安全Ⅲ
スタッフ全員が自主性をもって成長していけるよう、当センターでは教育委員会が核となり、クリニカルラダーシステムを基に院内研修を企画、運営、評価しています。
キャリアアップのための、管理者やスペシャリストへの道も開かれています。
当センターでは ①ER・手術室、②ICU、③病棟の3つの部署があり、救命センターという特徴上、マンパワーをうまく稼動させる必要があります。マンパワーが必要な部署へ、部署の垣根を越え、フレキシブルに流動できるよう、スタッフを教育するプログラムを計画しています。